目黒区虐待死事件の真相と両親の現在|結愛ちゃんのノートが問う教訓
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事件後、保護責任者遺棄致死罪および傷害罪などで起訴された両親の裁判員裁判は、大きな注目を集めました。
■ 父親・船戸雄大受刑者:懲役13年が確定
公判で雄大は「しつけのつもりだった」と主張しつつも、過剰な暴力と極端な食事制限を与えた事実を認めました。検察側は「稀に見る残酷な犯行」として懲役18年を求刑。東京地裁は懲役13年の実刑判決を言い渡しました。弁護側は控訴したものの、2020年9月に東京高裁で控訴が棄却され、刑が確定しました。雄大受刑者は現在も刑務所に服役しています。
■ 母親・船戸優里:懲役8年が確定
母親の優里をめぐっては、家庭内で夫から激しい心理的DV(ドメスティック・バイオレンス)を受けており、「夫の意向に逆らえない心理的支配下にあった」かどうかが最大の争点となりました。弁護側は保護責任者遺棄致死の成立を争いましたが、裁判所は「夫からの暴力を恐れていた面は認められるものの、我が子の生命を守るべき母親としての責任を完全に放棄した」と判断。東京地裁は懲役8年を言い渡し、最高裁まで争われた末に2020年9月に判決が確定しました。
優里は受刑中に自らの生い立ちや事件に至る心理を綴った手記を発表するなど、過ちと向き合う姿勢を示す一方で、法廷ではDV被害者と加害者という二面性が厳しく問われ続けました。服役期間を経て、現在は社会復帰に向けた更生と贖罪の道を歩んでいます。