名優・渡瀬恒彦を最期まで支えた妻・い保さん――没後9年、今明かされる愛と献身の「知られざる真実」

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2015年、渡瀬さんに胆嚢(たんのう)がんが見つかる。しかし、彼は病に屈することなく、仕事を継続しながらの闘病生活を選択した。『警視庁捜査一課9係』の撮影を続け、抗がん剤治療や放射線治療を受けながらも、画面の中では変わらぬ力強い演技を見せ続けた。

この壮絶な闘病の日々を最前線で支えたのが、い保さんだった。病院への付き添いや、副作用に苦しむ夫の体調に合わせた食事の工夫、精神的なケアに至るまで、文字通り二人三脚での戦いだった。渡瀬さんが「最後まで現場に立ち続けたい」という強い執念を持ち続けられたのは、傍らで一歩も引かずに支え続けた妻の覚悟があったからにほかならない。2017年3月、72歳で旅立つその最後の瞬間まで、夫婦の絆が揺らぐことはなかった。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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