白竜ファルコンの正体とは?犬モデル説や現在の姿と撮影秘話を解剖
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『ネバーエンディング・ストーリー』に登場するファルコン(英語名:Falkor)は、見た目の愛らしさから「空飛ぶ大型犬」と勘違いされるケースが後を絶ちません。しかし、劇中における公式設定は幸運のドラゴン(Luckdragon)というれっきとした霊獣です。口から火を吹く一般的な西洋ドラゴンとは異なり、透き通るような白いウロコと柔らかな毛並みを持ち、天空を自在に泳ぐように飛行します。何よりも「並外れた幸運」を呼び寄せる特殊能力を持ち、絶体絶命の危機に陥ったアトレーユを幾度となく救い出しました。
ネット上で長年議論されている「モデルとなった犬種」について、制作陣のデザイナーであるコリン・アーサー氏らの回顧録や美術資料を検証すると、特定の単一犬種を模写したわけではないことが判明しています。ただし、観客に恐怖心を与えず無条件の安心感を抱かせるため、ラサ・アプソやシーズー、ゴールデンレトリバー、イングリッシュ・シープドッグといった温厚な垂れ耳の家庭犬の骨格や表情筋の動きを意図的にサンプリングして造形されました。ドラゴンの神秘性とイヌ科動物の親近感を融合させたハイブリッドデザインこそが、ファルコンの唯一無二の存在感を生み出した要因です。