家の中で羽蟻が大量発生?シロアリ見分け方と殺虫剤Ngの緊急対処法
家の中で羽蟻が大量発生?シロアリ見分け方と殺虫剤Ngの緊急対処法について分かりやすく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
初夏を迎えると、テレビのローカルニュースやネットニュースのトレンド欄に「都内住宅街で羽蟻が大量発生」「雨上がりの駅前広場に無数の羽蟻が襲来」といった見出しが躍ることが恒例となっています。これらは雨上がりの羽蟻大量発生ニュースとしてSNS上で瞬く間に拡散され、凄まじい反響を巻き起こします。
これら羽蟻大量発生へのネットの反応を検証すると、Twitter(現X)やYahoo!知恵袋、地域情報掲示板には、以下のような生々しい当事者の投稿が連日溢れかえります。
「昨日雨が降って今日は蒸し暑いなと思ったら、お風呂場のタイルの隙間から黒い虫が湧き出てきて地獄絵図…これってシロアリ?家が壊れるの?」(築25年戸建て居住者)
「夜、部屋の電気をつけて窓を開けていたら、網戸をすり抜けて何百匹もの羽虫が照明に群がってきた。殺虫剤をまき散らしたら床一面が死骸だらけで泣きそう」(賃貸マンション3階居住者)
「朝起きたらリビングの窓際に透明な羽だけがびっしり落ちていた。虫本体はどこに消えたの?気持ち悪くて部屋に入れない」(築12年戸建て居住者)
ネット上の投稿から浮き彫りになるのは、発生の「環境条件」に関する共通点です。シロアリの羽蟻が飛び立つには、極めて明確な気象トリガーが存在します。日本に広く分布するヤマトシロアリの場合、羽蟻大量発生の時期は4月中旬から5月下旬に集中します。特に「雨が降った翌日の、気温が20℃を超えて一気に蒸し暑くなった晴天の昼前後(午前11時から午後14時頃)」が最も危険なピークです。地中の湿度が高まり、外気温が上昇して風が止んだ瞬間を狙って、何万匹もの羽蟻が一斉に空へ舞い上がります。
一方、より加害力が強く建物全体を壊滅させるイエシロアリ(主に関東以西の沿岸部や温暖地域に生息)は、6月から7月の蒸し暑い夕方から夜間(18時〜21時頃)に群飛します。これこそが、羽蟻が夜の明かりに群がる原因の正体です。イエシロアリの生殖虫は強い正の走光性を持つため、日没後に飛び立ち、住宅街の街灯、コンビニエンスストアの看板、そして民家の窓明かりを目指して一直線に飛来します。賃貸マンションの高層階であっても、夜間の照明の光に引き寄せられたイエシロアリが上昇気流に乗ってベランダから侵入するケースは頻繁に確認されています。