学生の国民年金を親が払う年末調整の書き方と控除の落とし穴【2026】

学生の国民年金を親が払う年末調整の書き方と控除の落とし穴【2026】の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

年末調整で子どもの国民年金を申告する際、使用する書類は勤務先から配布される(または専用WEBシステム上で入力する)給与所得者の保険料控除申告書の書き方をマスターすることが第一歩です。紙の申告書であれば、右下部分に配置されている「社会保険料控除」の記入欄に必要事項を落とし込んでいきます。

多くの親がつまずくのは、「自分自身の給与から天引きされている厚生年金や健康保険もここに書く必要があるのか」という点です。給与天引きの社会保険料は会社側で自動計算されるため、この欄に書く必要はありません。ここには親自身が直接納付した子どもの国民年金保険料(および自身で納付した国民健康保険料など)のみを記入します。

具体的な社会保険料控除申告書の記入例として、以下の5つの枠を順序立てて正確に記載してください。

  • 社会保険の種類:「国民年金」と記載します。
  • 保険料支払先の名称:「日本年金機構」と記載します。
  • 保険料を負担することになっている人(氏名):ここには親の名前ではなく、年金加入者本人である子どもの氏名を正確に記入します。
  • 保険料を負担することになっている人(続柄):親から見た続柄として「子」または「長男」「長女」と記入します。
  • あなたが本年中に支払った保険料の金額:1月1日から12月31日までに親が実際に支払った合計金額を記入します。後述する控除証明書に記載された金額と完全に一致させる必要があります。

申告書の最下部にある「控除額」欄には、支払った金額の合計をそのまま転記します。社会保険料控除には生命保険料控除のような上限額(最大4万円〜12万円など)が一切存在せず、支払った全額が所得控除される仕組みです。2026年時点の国民年金保険料は月額約1万7,000円台後半で推移しており、年間納付額は約21万円から22万円規模に達するため、この金額が丸ごと課税所得から控除されます。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest