ミル貝とアワビの違いを徹底比較!食感・味・値段の真相と選び方
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高級寿司ネタとして双璧をなすミル貝とアワビですが、生物学的な分類から味の骨格に至るまで、その性質は大きく異なります。まずは両者の基本スペックと市場での実勢値を俯瞰してみましょう。
項目ミル貝(本ミル/白ミル)アワビ(黒アワビ/赤アワビ)編集部の見解・評価生物学的分類二枚貝綱 オオノガイ目腹足綱(巻貝の仲間)古腹足目二枚貝特有の甘み vs 巻貝特有の重厚な旨味という構造差がある食感の特徴シャキシャキとした軽快な歯ごたえ力強いコリコリ感(加熱でモッチリ変化)歯切れの良さを求めるならミル貝、噛み応えと余韻ならアワビ主な旨味成分グリシン、アラニン、ベタイングルタミン酸、アデニル酸、グリコーゲンミル貝は初速の「甘み」、アワビは噛むほど広がる「濃厚なコク」卸売相場(1kgあたり)白ミル:2,000〜4,000円
本ミル:8,000〜18,000円赤アワビ:10,000〜16,000円
黒アワビ:15,000〜28,000円本ミルと黒アワビはいずれも超高級品として競り落とされる代表的な旬と産地春〜初夏(愛知県三河湾、東京湾)夏期(千葉県房総、三重県志摩、長崎県)初夏は両者の旬が重なり、食べ比べに最も適した贅沢な時期
味わいの決定打となるのが貝類における旨味成分の構成比です。ミル貝は口に入れた瞬間に広がる「糖・遊離アミノ酸由来の甘み」が主軸であるのに対し、アワビは昆布などの海藻を主食とすることから、凝縮された「グルタミン酸の深いコク」が特徴となっています。