ドラクエ復活の呪文の真相|予言の謎と最強暗号ロジックを解剖
ドラクエ復活の呪文の真相|予言の謎と最強暗号ロジックを解剖の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
『ドラゴンクエストII』を語る上で絶対に避けて通れないのが、伝説の呪文「もょもと」の存在である。当時の小学生たちの間で瞬く間に広がり、ファミコン少年たちを騒然とさせた呪文だ。
ゆうてい みやおう きむこう ほりいゆうじ とりやまあきら ぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ ぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ ぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ ぺぺぺぺぺ ねこ
この呪文を入力すると、ローレシアの王子が「もょもと」という奇妙な名前で再開され、開始直後からレベル48、所持金は上限に近い65,023ゴールド、強力な武具を抱えた無双状態でゲームがスタートする。
呪文の冒頭に並ぶのは、当時の開発中枢とメディアを担った実在のキーマンたちだ。
- ゆうてい:堀井雄二氏の当時のペンネーム(週刊少年ジャンプ『ファミコン神拳』の「ゆう帝」)
- みやおう:宮岡寛氏(同『ファミコン神拳』の「ミヤ王」、後の『メタルマックス』生みの親)
- きむこう:木村初氏(同『ファミコン神拳』の「きむ皇」)
- ほりいゆうじ:堀井雄二氏の本名
- とりやまあきら:キャラクターデザインを担当した鳥山明氏
この呪文の成立背景について、後年の開発者インタビューや回顧録において興味深い事実が明かされている。当初は「開発者が意図的に仕込んだマスターデバッグコマンドではないか」と噂されたが、実際にはプロモーションとテストプレイを兼ねて意図的に作られた文字列であった。雑誌『週刊少年ジャンプ』の読者企画やデバッグ作業において、スタッフの名前を組み込みつつ、残りの文字を「ぺ」などの同一文字で埋めてチェックサムの帳尻を合わせるという、堀井雄二氏らしいユーモアと職人技の産物だったのだ。
DQ1やDQ2には、ほかにも「ほしのてつろう」や「おほしんたろう」など、特定の著名人やアニメキャラクターの名前をベースにした最強・反則データが多数存在する。これらもすべて、暗号化アルゴリズムの隙間を突き、高レベルかつ強力な装備フラグが偶然立ち上がる文字列を当時のゲーム雑誌編集者やハッカーたちが執念で発掘した成果であった。