歯茎の腫れに抗生物質フロモックスは市販で買える?代用薬と緊急対処
歯茎の腫れに抗生物質フロモックスは市販で買える?代用薬と緊急対処とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。
歯医者で抜歯した際や歯茎の急性炎症で処方される代表格が、第3世代セフェム系抗生物質「フロモックス」(一般名:セフカペンピボキシル塩酸塩水和物)です。「昔飲んだらすぐに腫れが引いたから、ドラッグストアで買いたい」と考える方が非常に多いのですが、国内の薬局において処方箋なしでフロモックスを購入することはできません。
医療関係者の間でも度々議論されるテーマですが、日本の医薬品医療機器等法(薬機法)において、経口抗生物質製剤はすべて「処方箋医薬品」に指定されています。そのため、マツモトキヨシやウエルシアといった大手ドラッグストアの店頭はもちろん、Amazonや楽天市場などの通販サイト、処方箋なしで一部の医療用医薬品を販売するいわゆる「零売薬局」であっても、抗生物質の一般販売は厳格に禁止されています。
「歯茎の腫れ 抗生物質 市販薬」といった検索フレーズでヒットする情報の多くは、痛みを抑える鎮痛消炎薬や、患部に塗布する外用殺菌薬を指しており、体の中から細菌を直接退治する飲み薬の抗生物質は、歯科医院や病院の診察を経て医師・歯科医師が発行する処方箋が必須となります。