ピアノ無料は本当にタダ?譲渡・処分の裏事情と運送費の落とし穴
ピアノ無料は本当にタダ?譲渡・処分の裏事情と運送費の落とし穴について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
近隣の住民から直接楽器を譲り受けられるサービスとして定着したジモティーピアノ無料の掲示板ですが、手軽さの裏には個人間特有のリスクが潜んでいます。後悔しない取引を行うためには、引き取りを確定する前に以下の3点を必ず確認してください。
第一に「直近の調律履歴と保管環境」の確認です。何十年も調律されずに湿気の多い部屋や直射日光の当たる場所に放置されていた個体は、内部のフェルトに虫食いが発生していたり、弦が錆びて断線寸前だったりします。修復に10万円以上のオーバーホール費用がかかる状態であれば、中古楽器店で整備済みのピアノを購入した方が結果的に安上がりです。
第二に「搬出経路の物理的な確認」です。出品者が「玄関から出せます」と申告していても、曲がり角の幅が足りなかったり、敷地内の段差が障害になったりして当日運び出せないトラブルが頻発しています。専門業者の下見を利用するか、廊下・扉・外階段の寸法を正確に計測しておく必要があります。
また、処分を急ぐ出品者側も、安易に無料譲渡へ踏み切る前にピアノ買取査定比較を行うのが鉄則です。「ボロボロだからタダでいい」と思い込んでいた実家のアップライトピアノが一括査定サイトを通じた途端、思わぬ海外バイヤーの需要と合致して数万円〜十数万円の査定額が付いた事例は枚挙にいとまがありません。