高倉健と江利チエミはなぜ離婚した?昭和の大スターを襲った悲劇の真相

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離婚後、彼女は死に物狂いで全国のキャバレーやステージを回り、わずか十数年で莫大な借金を完済してみせた。しかし、あまりにも過酷なドサ回り生活は彼女の心身を徐々に蝕んでいく。そして1982年2月、45歳という若さで人知れず孤独死を遂げる。知らせを受けた彼は、報道陣の前で多くを語らなかったが、密かに彼女の密葬へ駆けつけ、陰で深い悲しみに暮れたという。

一方の彼は、離婚後に代表作となる映画『幸福の黄色いハンカチ』に出演し、日本を代表する孤高の名優として確固たる地位を築いていく。一生再婚することなく独身を貫いた男の背中には、常に亡き妻への切ない面影が宿っていた。毎年、彼女の命日になると、誰にも気づかれないよう早朝に墓前へ花を手向けに訪れていたというエピソードは、二人の愛が死してもなお途絶えていなかった証拠である。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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