キッチンに洗濯機を置いて後悔?プロが明かす設置の真相と成功条件

キッチンに洗濯機を置いて後悔?プロが明かす設置の真相と成功条件についての真相をご紹介します。

ネット上のリノベーション事例を見て「自分もキッチン下にドラム式をすっきり収めたい」と安易に計画すると、施工段階で思わぬハードルに直面します。特に見落とされがちな2大障壁が「排水勾配と防水パンの制約」および「電気・電圧の規格」です。 第一に、日本のマンション管理規約では階下への漏水事故を防ぐため、洗濯機パン(防水パン)の設置を義務付けている物件が多数を占めます。海外製ビルトイン洗濯機は直床設置を前提としたデザインになっており、一般的な立ち上がりのある防水パンの上には組み込めません。専用のフラット型ステンレス製ドリップトレイや、漏水検知センサー付きの緊急止水弁を組み合わせる設計配慮が不可欠となります。 第二に、ミーレなどに代表される本格的な欧州製ランドリー機器は単相200V電源を必要とします。既存の100V配線から専用ブレーカーを新設し、分電盤からの配線引き込み工事を行わなければ稼働できません。マンション全体の契約アンペア容量に余裕がない場合、幹線設備の制限によりそもそも200V機器を増設できないケースもあります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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