カントリーマアム40年超の歴史!小さくなった理由の真相と誕生秘話を徹底解説
カントリーマアム40年超の歴史!小さくなった理由の真相と誕生秘話を徹底解説に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。
不二家のロングセラー商品であるカントリーマアムが産声を上げたのは1984年(昭和59年)のことでした。開発のきっかけとなったのは、1970年代後半から1980年代初頭にかけてアメリカで巻き起こっていた「焼きたてクッキーブーム」です。当時、アメリカの街中には家庭の温もりを感じさせるクッキー専門店が急増しており、不二家の開発チームはその豊かな風味と柔らかな食感に着目しました。
しかし、当時の日本におけるビスケット・クッキー市場は、ハードタイプでサクサクとしたドライな食感が主流でした。アメリカ風のソフトクッキーをそのまま日本市場に持ち込んでも、「湿気ている」「生焼けのようだ」と誤認されるリスクがあったのです。
そこで開発陣が幾重もの試行錯誤の末に行き着いたのが、「クッキー生地の中に和菓子の原料である白あん(白練りあん)を練り込む」という前代未聞のアイデアでした。水分を適度に保持する白あんの特性を活かし、外側にはサクサクした生地、内側にはしっとりした生地を配する「2層構造」を確立。さらに、高温短時間で焼き上げる特別なオーブン技術を開発したことで、日本人の繊細な舌に馴染む「外はサックリ、中はしっとり」という黄金比の食感が完成しました。
また、使用されるチョコチップにも独自のこだわりが凝縮されています。一般的な市販チョコチップは焼き上げ時に溶けて形が崩れがちですが、カントリーマアム専用のチョコチップは、オーブンの熱に耐えつつも口に含んだ瞬間に心地よくとろけるよう、カカオ分や油脂の配合がミリ単位で調整されています。