池袋・六坊担担面の真価を暴く!成都式と日式の決定打と辛さの黄金比
池袋・六坊担担面の真価を暴く!成都式と日式の決定打と辛さの黄金比の特集記事をお届けします。専門的な知識が詰まっています。
券売機の前で多くの初訪問者が頭を悩ませるのが、看板メニューである「日式汁なし担担麺」と「成都式汁なし担担麺」の選択です。この2系統はトッピングの差などではなく、味の骨格から使用する麺の太さ、タレの粘度、さらにはスパイスの広がり方に至るまで完全に別物として設計されています。
日式汁なし担担麺は、陳建民氏が日本に広めた胡麻ペースト主体の担担麺を、現代の濃厚汁なし麺として極限までブラッシュアップしたスタイルです。もっちりとした太麺を持ち上げると、底に沈んだ練り胡麻とラー油、そして香ばしい干し海老の風味が一体化し、口内いっぱいに多層的な旨味が広がります。
一方の成都式汁なし担担麺は、胡麻の重さを排した中国四川省成都市のオリジナルに忠実な設計です。中国黒酢特有の奥深い酸味と、挽きたて花椒の鮮烈な痺れ(麻)、唐辛子の直線的な辛み(辣)がストレート細麺に絡みつきます。口に運んだ瞬間、電撃のような刺激が駆け巡るものの、後味は驚くほど軽快。現地の屋台で啜っているかのような錯覚を覚えるほどのリアリティを備えています。