実在するのか「東京」さん!大都市に潜む激レア名字の真相を追う
実在するのか「東京」さん!大都市に潜む激レア名字の真相を追うの要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
一方で、現在の東京都における名字の勢力図はどうなっているのか。全国ランキングと比較すると、首都ならではの極めてユニークな偏りが見えてくる。
全国トップの「佐藤」「鈴木」「高橋」が東京都でも上位を独占している点に変わりはない。だが、内訳を仔細に分析すると、東日本に多い「鈴木」と東北・九州に多い「佐藤」が拮抗し、西日本特有の「田中」「山本」「渡辺」が上位に食い込んでいる。これは高度経済成長期以降、日本全国から東京へと進学・就職で人々が流入し続けた結果だ。
地方都市であれば、特定の藩主ゆかりの名字や集落特有の姓が上位を占めるケースが珍しくない。しかし、東京は異なる。全国津々浦々の名字が集約された「人名のるつぼ」であり、いわば日本列島の縮図なのだ。