平家物語「扇の的」那須与一の真相と現代語訳|絶体絶命の一矢を徹底解説
平家物語「扇の的」那須与一の真相と現代語訳|絶体絶命の一矢を徹底解説に関する注目トピックを速報でお届けします。関心のある方は必見です。
「扇の的」のドラマを深く理解するためには、海岸と海上を挟んで交錯した人物たちの立場と利害関係を把握することが不可欠です。
- 那須与一(なすのよいち):下野国(現在の栃木県)の武士。那須十郎為高の弟で、十一男(「与一」は余一=十一男の意)。小柄ながら強弓の引き手として知られ、義経の指名により運命の一矢を託される。
- 源義経(みなもとのよしつね):源氏軍の総大将。天才的な軍略家である一方、失敗を犯した配下には容赦のない苛烈な統率者。与一に対して辞退を許さない厳命を下す。
- 後藤兵衛実基(ごとうひょうえさねもと):義経の側近重臣。義経から「あれを射落とせる剛の者は誰か」と下問され、那須与一の名を推薦した人物。
- 玉虫の前(たまむしのまえ):平家の小舟に乗り、扇の的を掲げて源氏を挑発した若き女房。平資盛に仕えたとされる美貌の女性。
- 伊勢能太夫(いせのだゆう):扇が見事に射抜かれた後、感極まって船上で白柄の長刀を持ち「扇の歌」に合わせて舞い踊った平家の年配武者。のちに義経の命で射倒される。