ウエストを測る位置はおへそか?服選びと健康診断で異なる正解
ウエストを測る位置はおへそか?服選びと健康診断で異なる正解の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
「ウエストを測る位置はおへその上なのか、それとも一番くびれている部分なのか」という疑問に対する明確な答えは、「洋服を選ぶなら一番細いくびれ部分、健康診断ならおへその高さ」です。この2つは用語も測定目的も根本から異なっており、混同することが混乱の最大の原因になっています。
アパレル業界における「洋服サイズヌード寸法測り方」の定義では、ウエストは「胴回りの中で最も細い部分」を指します。一方、厚生労働省が定める特定健康診査(特定健診)で測っているのはウエストではなく「腹囲」です。この腹囲とウエストの違い真相を押さえておかなければ、自分の身体サイズを正しく把握することはできません。
健康診断腹囲測定基準では、立った状態で「おへその高さ(臍高部)」にメジャーを水平に巻き、息を自然に吐ききったタイミングで計測することが全国統一ルールとして厳格に定められています。なぜ健康診断がおへその位置にこだわるかといえば、美容的な細さを測るためではなく、腹腔内の「内臓脂肪の蓄積量」を推定するためです。CTスキャンで撮影した断面図において、おへその高さの内臓脂肪面積が100平方センチメートルを超えると生活習慣病のリスクが跳ね上がることが医学的に立証されているため、特定健診ウエスト測る位置はおへそ基準に統一されています。
これに対して洋服のパターン設計では、身体の自然な重心と生地の引っかかりを考慮するため、胴体で最もくびれた位置をウエストラインとして基準にします。健康診断でおへそ周りを測られ、「普段履いているデニムのウエスト表示より5cmも太かった……」とショックを受ける人が後を絶たないのは、病気のリスクを測る「腹囲(おへそ)」と、美しいシルエットを設計する「ウエスト(くびれ)」を同じものだと錯覚しているからに過ぎません。