助けてを無言で伝えるハンドサイン!正しいやり方と目撃時の通報法

助けてを無言で伝えるハンドサイン!正しいやり方と目撃時の通報法を効率よく進めるための実践的なノウハウをピックアップして解説します。

この無言のサインは、机上の理論ではありません。実際に人命を救った生々しい事例が存在します。世界的に知られる契機となったのが、ハンドサイン助けてのアメリカ事例として広く報道された2021年11月のケンタッキー州での救出劇です。

当時、ノースカロライナ州で家族から行方不明届が出されていた16歳の少女は、61歳の男が運転する車に乗せられ、数百キロにわたって連れ去られていました。少女は走行中の車の窓から、すれ違う車や後続車に向けて「シグナル・フォー・ヘルプ」を必死に繰り返しました。これを目撃した後続車のドライバーが「TikTokで見たことのあるDVのSOSサインだ」と直感し、即座に911(緊急通報)へ連絡。高速道路を走行しながら警察に車両の特徴や位置情報を逐一伝え続けた結果、保安官事務所のパトカーが車両を挟み撃ちにして停止させ、男を即座に逮捕、少女を無傷で保護することに成功したのです。

では、シグナルフォーヘルプに対する日本警察の対応や認知度はどのような状況にあるのでしょうか。現場の警察官や捜査関係者への取材によると、警察庁が公式に「道路交通法や警衛要則などで規定された公的シグナル」として指定しているわけではありません。しかし、2020年代半ば以降、SNSによる啓発や自治体の防犯啓発動画などを通じて、通信指令室や第一線の地域警察官の間でも「海外発祥の無言のSOSサイン」としての認識は確実に浸透しています。

特にDV被害のSOSサインや児童虐待のSOSサインとして、言葉を封じられた弱者が発する可能性が高い非言語コミュニケーションとして警戒態勢が敷かれています。日本国内で目撃して通報する際も、単に「ハンドサインを見ました」と言うだけでなく、「アメリカ等で認知されている親指を包み込むSOSのサインを出している人がいる」と伝えることで、通信指令係に即座に緊急性が共有される体制が整ってきています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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