クワガタのメス見分け方完全攻略|アゴ・背中・脚で見抜くプロの判別術

クワガタのメス見分け方完全攻略|アゴ・背中・脚で見抜くプロの判別術にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

雑木林のクヌギやコナラ、ヤナギの樹液で最も混同されやすいのが、コクワガタとヒラタクワガタの違いです。体長28〜33mm前後のメスが採れた際、愛好家掲示板やSNSでも「これはヒラタのメスですか?それとも大型のコクワですか?」という投稿が毎年無数に寄せられます。

この2種を取り違えないための決定打は、前胸背板の形状と背中の質感にあります。

まず背中の光沢を蛍光灯やスマートフォンのライトに当ててみてください。ヒラタクワガタのメスは、微細なヤスリをかけたようなキメ細かい点刻に覆われており、光を当てても反射が拡散して「鈍いつや消し(マットブラック)」に見えます。対照的にコクワガタのメスは、点刻が浅く滑らかで、上品な「しっとりとした鈍いツヤ」を反射します。

さらに決定的なのが、クワガタのメス前胸背板の形です。上から輪郭を見下ろした際、ヒラタクワガタの前胸背板は側面がほぼ直線的で、お尻側(後角)のコーナーが角張ってスパッと切れたような台形に近い形をしています。一方、コクワガタの前胸背板は全体的に緩やかなカーブを描いており、後角が丸みを帯びています。

指で触れた際の手応えも異なります。ヒラタクワガタのメスはアゴの付け根が分厚く、前脚の脛節が分厚く発達しており、挟まれると出血するほど強烈な力を持っています。コクワガタのメスは全体に平べったく薄い体つきで、アゴも繊細です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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