椎名林檎と浅井健一の真実|ベンジーへの憧れと伝説的共演の全貌
椎名林檎と浅井健一の真実|ベンジーへの憧れと伝説的共演の全貌にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
1999年にリリースされたファーストアルバム『無罪モラトリアム』収録の「丸の内サディスティック」は、椎名林檎の代名詞とも言える大名曲です。この曲の歌詞には、浅井健一への偏愛とも言える鮮烈なフレーズが散りばめられています。
特にリスナーへ強烈なインパクトを残したのが、「そしたらベンジー、あたしをグレッチで殴って」や「ベンジーが肺に入って肺胞までトリップ」というラインです。当時のインタビューによると、「グレッチで殴って」という刺激的な表現は、浅井健一が愛用するギターブランド「Gretsch」への憧憬と、彼の生み出す純度の高いロックに打ちのめされたいという剥き出しのパッションが込められています。
また「肺胞までトリップ」という言葉は、浅井健一の歌声やタバコの煙を吸い込むように、彼の世界観を自らの身体の内側まで取り込みたいという衝動を表現したもの。少女の純粋な狂気とロックへの陶酔が見事に融合した、まさに椎名林檎にしか書けない至高のレトリックでした。