爪の白い部分が多いのは病気?知っておくべき体のSosと原因解明
爪の白い部分が多いのは病気?知っておくべき体のSosと原因解明に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
爪の特定部分ではなく、爪の中にポツポツとした斑点が出現したり、爪全体が白っぽく濁って見える場合は、栄養面や全身の健康状態に目を向ける必要があります。
爪の一部に米粒のような小さな白い点が生じる症状は「点状爪甲白斑(てんじょうそうこうはくはん)」と呼ばれます。これは爪母(爪を作る工場)に微小な外傷が加わった際、一時的に空気の泡のような不完全な角化組織が混入することで起こる無害な現象です。爪の成長とともに押し出されて消えるため、過剰な心配は要りません。
一方で、見過ごせないのが栄養不足や病気の兆候です。
・亜鉛・鉄分・タンパク質の不足:健康な爪の主成分であるケラチンを合成するには、良質なタンパク質と亜鉛が不可欠です。亜鉛不足に陥ると爪の形成不全が起き、白い線(爪甲横白線)が現れやすくなります。また、鉄欠乏性貧血が進むと血流不足で爪全体が白っぽく見えたり、中央が凹むスプーン爪になることがあります。
・肝機能障害・腎不全:爪全体が濁った白になり、先端わずかにピンク色が残る「テリー爪」と呼ばれる状態は、肝硬変などの肝機能障害やうっ血性心不全、腎疾患患者に多く見られる特徴的な徴候です。
もし爪全体が白濁し、さらに「日常的な強い倦怠感」「足のむくみ」「黄疸」などの体調不良が重なっている場合は、自己判断せず内科や皮膚科を受診してください。