身長160Cmの伝説マグジー・ボーグス!ダンクの真相と現在
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マグジー・ボーグス(本名:タイロン・カーティス・ボーグス)がNBAのドラフト1巡目全体12位でワシントン・ブレッツ(現ウィザーズ)から指名された1987年当時、多くの専門家は「興行用の話題作りに過ぎない」と冷ややかな視線を送っていました。しかし、彼はその懐疑論をプレーの質だけで完全に覆しました。
彼の最大の凄さは、重心の低さを徹底的に活かしたボール支配力とディフェンス力にありました。一般的なNBAガードにとって膝の高さほどしかない位置でドリブルを突くボーグスからボールを奪うことは、トップディフェンダーであっても至難の業でした。逆に守備では、相手ガードの懐へ電光石火で潜り込み、ドリブルの立ち上がりを狙ってスティールを量産。「マグジー(強盗・泥棒)」という愛称は、相手からボールを奪い去るその獰猛なディフェンススタイルに由来しています。
また、単なるスピードスターにとどまらず、ポイントガードとしての卓越したゲームメイク能力を備えていました。通算アシスト数は6,726本(歴代25位前後を維持)を記録し、特筆すべきはキャリア通算の「アシスト/ターンオーバー比率」の高さです。1989-90シーズンには1試合平均10.7得点・10.7アシストの「ダブル・ダブル」を達成し、ミスを極限まで犯さない堅実なフロアジェネラルとしてチームを牽引しました。