アデノウイルスとは?40度高熱と目やにの正体と2026最新対策

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アデノウイルスが引き起こす病気は一つではありません。診察室で医師から告げられる病名に混乱する患者も多いため、主要な病型と臨床的な差異を整理しておく必要があります。

まず、一般によく知られる「咽頭結膜熱とプール熱の違い」についてですが、医学的には全く同じ疾患を指します。昭和の時代、学校の消毒が不十分だった水泳用プールを介して結膜炎と高熱の集団感染が多発したことから「プール熱」と俗称されるようになりました。現代ではプールの水質管理基準が厳格化されたため、プールそのものよりも更衣室での接触や家庭内での飛沫・接触感染が感染経路の大半を占めています。主な原因はアデノウイルス3型、4型、7型です。

一方で、より眼症状が重篤化しやすい病型として「流行性角結膜炎はやり目との違い」にも留意しなければなりません。流行性角結膜炎(EKC)は主にアデノウイルス8型、19型、37型、54型などが原因となり、喉の痛みや高熱などの全身症状はあまり目立ちません。しかし、目の充血と目やには咽頭結膜熱をはるかに凌駕する激しさであり、耳前リンパ節の腫れや角膜表面の濁り(角膜上皮下浸潤)を引き起こし、治癒までに数週間から数カ月を要することがあります。

項目咽頭結膜熱(プール熱)流行性角結膜炎(はやり目)感染性胃腸炎(40/41型)主な原因型アデノウイルス 3型、4型、7型アデノウイルス 8型、19型、37型などアデノウイルス 40型、41型主症状39〜40度の高熱、咽頭痛、目の充血・目やに激しい眼の充血・眼脂、偽膜形成、角膜混濁嘔吐、下痢(1〜2週間続く水様便)、微熱発熱期間 / 経過高熱が4〜5日間継続発熱は稀。眼症状が2〜3週間続く発熱は軽度だが、下痢症状が長期化しやすい学校保健安全法の基準主要症状消退後2日経過するまで医師が感染の恐れがないと認めるまで明確な停止期間なし(全身状態による)
山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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