生クリーム1本で本場の味!失敗しないクロテッドクリームの作り方を徹底解説

生クリーム1本で本場の味!失敗しないクロテッドクリームの作り方を徹底解説の特集記事をお届けします。専門的な知識がチェックできます。

イギリスの伝統的な喫茶習慣「クリームティー」に欠かせないクロテッドクリームは、乳脂肪分の含有量において生クリームとバターのちょうど中間に位置する極めてリッチな乳製品です。

生クリームを弱火でじっくりと煮詰め、表面に生じる脂肪分の塊(Clot)をすくい取って冷却濃縮させた製法がその名の由来となっています。濃厚なコクを持ちながらも、口の中の温度ですっと溶け、後味にしつこい油っぽさを残さないのが最大の特徴です。

乳製品の種類乳脂肪分の規格・目安食感・味わいの特徴主な用途・相性生クリーム(動物性)35.0% 〜 48.0%液状〜泡立てると軽やかでミルキー製菓デコレーション、料理のコク出しクロテッドクリーム約55.0% 〜 65.0%ずっしり濃厚で、口どけは極めて滑らか英国式スコーン、ジャムとの組み合わせバター(有塩・無塩)80.0% 以上固形性が高く、オイリーで芳醇な風味パン用スプレッド、焼き菓子の油脂マスカルポーネ約40.0% 〜 50.0%チーズ特有の酸味は少なく、マイルドティラミス、簡易的な代用クリーム

日本国内の流通市場では、中沢乳業が製造する「中沢クロテッド」(乳脂肪分約60%)が代表格として知られていますが、本場イギリスのアフタヌーンティーでは、表面に黄金色の膜(クラスト)が張ったフレッシュなものが最高級と評されます。この「クラスト」こそが、低温でじっくり時間をかけて加熱した手作りならではの醍醐味です。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest