Excel選択矢印が出ない&戻らない?原因究明と図形一括操作の解決策

Excel選択矢印が出ない&戻らない?原因究明と図形一括操作の解決策の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

詳細を見る

Excelのワークシート上で複数のオートシェイプ、画像、アイコン、テキストボックスなどをまとめて移動・削除したい時に不可欠なのが、ポインターを白い矢印に変えて範囲選択を行うExcelオブジェクトの選択機能です。しかし、「リボンメニューのどこを探しても見当たらない」という声が企業のヘルプデスクに数多く寄せられています。

この機能が隠れている場所と、アイコンが非活性(グレーアウト)になって押せない時の構造的要因を整理します。

「検索と選択メニュー」からの選択矢印アイコン出し方

詳細を見る

基本的な選択矢印アイコン出し方の手順は以下の通りです。

1. 画面上部のリボンから「ホーム」タブをクリックします。
2. 右端の「編集」グループにある双眼鏡マークの「検索と選択メニュー」をクリックします。
3. ドロップダウン内に表示される「オブジェクトの選択」(白い左上向きの矢印アイコン)を選択します。

この操作を行うと、通常は白い太い十字(セル選択ポインター)であるマウスポインターが「白い矢印」へと変化します。この状態でシート上をドラッグすると点線の四角形(選択ボックス)が描かれ、その枠内に完全に収まった図形が一括で選択状態になります。

頻繁にこの機能を使う場合は、メニュー内の「オブジェクトの選択」を右クリックして「クイックアクセスツールバーに追加」を選択しておくのが実務上の定石です。画面上部またはリボン下に矢印アイコンが常駐するため、タブの切り替えなしにワンクリックで呼び出せるようになります。

選択矢印がグレーアウトして押せない2大原因

詳細を見る

メニュー内にアイコンは見えているものの、薄いグレーになってクリックできないケースが存在します。この現象の背景には以下の2つの状態があります。

・セル内の文字を編集中(編集モード)になっている:セルをダブルクリックした状態や、数式バーにカーソルが入っている間は、リボン上の多くのコマンドが無効化されます。「Enter」キーまたは「Esc」キーを押してセル編集を確定・終了させると活性化します。
・シートの保護が有効になっている:「校閲」タブでシートが保護されており、なおかつ保護設定時に「オブジェクトの編集」が許可されていない場合、オブジェクトの選択機能自体がロックされます。シート保護を解除するか、保護設定のオプションを見直す必要があります。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest