アオダモの木で後悔する理由とは?枯れる原因や相場・失敗しない育て方

アオダモの木で後悔する理由とは?枯れる原因や相場・失敗しない育て方とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

植栽から1〜2年で「木が弱って葉が落ち、枯れてしまった」というトラブルが近年急増しています。現場の診断データから判明したアオダモが枯れる原因のトップは、病気ではなく「植え付け初期の水切れ」と「土壌環境の窒息」です。

アオダモは根が細く浅く張る性質を持っています。特に新築外構で多いのですが、地盤改良でガチガチに固められた粘土質の土壌にそのまま植え込むと、根が呼吸できず「根腐れ」を起こします。逆に、砕石混じりの透水性が高すぎる土壌では、夏の照り返しで根鉢がカラカラに乾いてしまいます。植え付け後2年間は完全に根付いていないため、春から秋にかけての晴天が続く日は、早朝か夕方にバケツ2〜3杯分の水を根元深くまで浸透させる水やりが不可欠です。株元にウッドチップや腐葉土を敷き詰めるマルチングを施すだけでも、地温の上昇と乾燥を大幅に抑制できます。

衛生面におけるアオダモの害虫対策は、他樹種に比べると格段に平易です。毛虫が大量発生することは稀ですが、警戒すべきは樹皮を食い荒らす「テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)」と、新芽の汁を吸う「アブラムシ」です。株元に木くずのようなフンが落ちていないかを月1回点検し、発見した場合は速やかに薬剤を注入孔へスプレーします。春先の芽吹き時にオルトラン粒剤などを根元に散布しておくだけで、大半の吸汁害虫は未然に防ぐことが可能です。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest