ファンコイルユニットとは?仕組みや違い・選ばれ続ける理由を徹底解説

ファンコイルユニットとは?仕組みや違い・選ばれ続ける理由を徹底解説に関するポイントを丁寧にまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

Q1:オフィスのデスク上にあるFCUのスイッチで冷房・暖房を自由に切り替えられますか?
A1:建物の配管方式が「2管式」の場合は切り替えられません。2管式ではビル全体に冷水か温水のどちらかしか送られていないため、手元のスイッチで調節できるのは「風量(強・中・弱)」または「設定温度に応じた水バルブの開閉」のみです。「4管式」が採用されている高級ホテルや高機能ビルであれば、室内リモコンから年中いつでも冷暖房を自由に選択できます。

Q2:ファンコイルユニットの耐用年数と、交換すべきサインは何ですか?
A2:税法上の減価償却資産としての法定耐用年数は15年です。実務上の物理的耐用年数は15〜20年程度とされています。交換のサインとしては、①ファンモーターからの異音や振動、②熱交換器コイルの銅管腐食による水漏れ・サビ水の発生、③ドレンパンの腐食割れ、④風量を「強」にしても風が極端に弱く冷えない・温まらない(コイルフィンの目詰まり)などが挙げられます。

Q3:冷房運転中にファンコイルユニットからポタポタと水が垂れてきた場合、どう対処すべきですか?
A3:直ちに運転スイッチを「停止」にし、ビル管理室や設備管理者に連絡してください。原因の多くはドレンパンのスライム詰まりや配管の結露水溢れです。運転を続けると結露水が供給され続け、漏水被害が拡大します。受電機器や重要書類がある場合はビニールシート等で養生し、真下にバケツを設置して二次被害を防ぐことが先決です。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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