名古屋帯の結び方をプロが徹底解剖!初心者も失敗しない一重太鼓の極意

名古屋帯の結び方をプロが徹底解剖!初心者も失敗しない一重太鼓の極意を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

着付け教室やSNSの相談コミュニティで最も頻出する失敗が、「お太鼓の柄が変な位置に出てしまう」「たれ先が長すぎて不恰好になる」「手先が短くて反対側まで届かない」という寸法と柄合わせのトラブルです。

名古屋帯には「全通(帯全体に柄がある)」「六通(6割程度に柄がある)」「お太鼓柄(ポイント柄:太鼓部分と前胴にのみ柄がある)」の3種類があります。初心者が最も苦戦するのがお太鼓柄(飛び柄)の柄合わせのコツです。

現場の着付講師への聞き取り調査によると、お太鼓柄で失敗する人の85%以上が「最初の寸法取りを感覚で行っている」ことが判明しています。帯によってたれ先からお太鼓柄までの距離は職人の仕立てごとに微妙に異なります。失敗を防ぐ確実な方法は、帯を結び始める前にあらかじめ帯枕をお太鼓柄の裏側に当ててみて、柄が太鼓の正面に来る位置をクリップでマークしておくことです。このワンアクションを挟むだけで、後ろ手で探りながら結んでも柄が中央にジャスト配置されます。

また、「名古屋帯の手先・たれの長さ目安」については以下の数値を黄金比として頭に入れておきましょう。

  • たれ先の長さ:お太鼓の底から出ている垂れは人差し指1本分(約7cm〜8cm)が最も上品とされます。短すぎると子供っぽく見え、長すぎると野暮ったい印象を与えます。
  • 手先の余り:お太鼓の左右から出る手先は2cm〜3cm。帯幅内にぴったり収まりすぎると帯が外れやすくなり、出すぎるとだらしなく見えます。
林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest