神田古書センターの現在|建て替えの真相と名店ボンディのリアル
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神田古書センターの最大の特徴は、一般的な雑居ビルとは異なり、階層ごとに異なる学術・カルチャー領域が垂直に積み重なっている点にあります。地下1階から地上上層階まで、各階が独立した小宇宙を形成している構造は、訪れる者を圧倒します。
1階の店頭ワゴンには文庫や美術・趣味系の手頃な書籍が並び、通りを行き交う人々の足を止めます。上層階へ進むと、動植物や自然科学書を専門に扱う「鳥海書房」、歴史的資料や古写真・近現代文学に強い「中野書店」などが棚を埋め尽くします。そして5階には、映画や大衆芸能、サブカルチャーの歴史を語る上で欠かせない芳賀書店が鎮座し、昭和レトロから近年のカルチャーまで圧倒的なアーカイブを誇っています。
フロア・主要テナント専門ジャンル・特徴一般的な基準・相場編集部の見解・評価1階:みやま書店(店頭ワゴン)美術・趣味・文芸・特価本1冊300円〜1,000円前後の手頃な価格帯初心者でも立ち寄りやすく、掘り出し物の回転が極めて早い入門フロア。2階:欧風カレー ボンディ 神保町本店元祖欧風カレー(神田カレーグランプリ初代王者)客単価:1,600円〜2,500円(じゃがいも2個付)ビル外壁沿いまで並ぶ大行列店。ビル全体の認知度向上に多大な貢献。3階:鳥海書房動植物・昆虫・医学・自然科学全般学術図書・図鑑(数千円〜数十万円の稀覯本まで)全国の大学教授や博物館関係者が視察に訪れる、国内最高峰の自然誌専門フロア。4階:中野書店古写真・絵葉書・近代文学・歴史資料紙モノ資料1点500円〜初版本・原稿など時価デジタルアーカイブでは閲覧できない実物資料の集積地として学術的価値が高い。5階:芳賀書店映画・演劇・芸能・サブカルチャー・写真集絶版パンフレット、ポスター、レトロ写真集昭和・平成カルチャーの聖地。海外からのコレクター需要も急増中。6階〜7階:コミック・趣味・武道専門フロア絶版漫画、武道・格闘技、思想・精神世界少年漫画黎明期の単行本から専門雑誌バックナンバーマニアックな愛好家の探求に応える濃密な空間構成。
各古書店の神田古書センター 営業時間は概ね10:30〜18:30または19:00前後ですが、定休日(日曜休業の店舗あり)や開店時間が店舗ごとにわずかに異なるため、目当ての店舗がある場合は事前の確認が欠かせません。