大相撲の「座布団の舞」はなぜ禁止?投げた時の罰則と真相を徹底解説
大相撲の「座布団の舞」はなぜ禁止?投げた時の罰則と真相を徹底解説とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
口頭での注意喚起や場内アナウンスだけでは座布団投げが収まらなかったため、日本相撲協会は物理的な対策へと踏み切りました。その象徴が、両国国技館の枡席に導入された「2人掛け連結座布団」です。
従来の枡席は4人分の座布団が1枚ずつ独立して敷かれていたため、興奮した観客が片手で掴んで簡単に投げ飛ばすことが可能でした。そこで協会は、座布団2枚の中央を強固に縫い合わせた特注の連結座布団を開発・導入しました。2人が座っている状態では物理的に引っ張り出すことが難しく、仮に1人で持ち上げようとしても横幅が広く重力バランスが崩れるため、遠くへ飛ばすことができません。
さらに館内では、結びの一番が近づくと大型電光掲示板に「座布団投げ禁止」の警告メッセージが表示され、場内アナウンスでも繰り返しマナー遵守が呼びかけられています。こうしたハード・ソフト両面からの徹底した対策により、近年は本場所で派手に座布団が舞う光景は激減しました。