セレクトショップはなぜ高い?価格設定の真相と原価率の裏側を解明

セレクトショップはなぜ高い?価格設定の真相と原価率の裏側を解明についての真相を徹底解説します。

セレクトショップの店頭に並ぶアイテムが高価格になる最大の背景には、アパレル業界特有の仕入れ(バイイング)と流通構造が存在します。

セレクトショップのビジネスは、国内外の独立系ブランドやデザイナーズブランドから商品を買い付ける「仕入れ商品」と、自社で企画・製造する「オリジナル商品(セレオリ)」の2本柱で成り立っています。このうち、海外から買い付けるインポートブランドには、為替変動リスクに加えて最大10%〜16%前後の輸入関税や国際輸送費が確実に上乗せされます。

仕入れ商品の掛け率は一般的に「上代(定価)の50%〜60%」が相場です。つまり、2万円で販売されるインポートシャツの仕入れ原価は1万円から1万2,000円程度。ショップ側の粗利益は40%〜50%にとどまり、ここから一等地のテナント賃料、洗練された内装費、専門知識を持つ販売員の給与を差し引くと、利益率は決して高くありません。海外現地価格と比較して国内のセレクトショップで価格が跳ね上がるのは、こうした中間流通コストと関税の発生が決定打となっています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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