『サカナとヤクザ』が暴いた水産業の闇|密漁ビジネスと暴力団の資金源

今注目を集めている 『サカナとヤクザ』が暴いた水産業の闇|密漁ビジネスと暴力団の資金源について、多角的な視点を整理して公開しています。

水産庁や海上保安庁の公表資料、ならびに本書で描かれた密漁の実態をもとに、ターゲットとなる水産物の取引特徴と被害構造を整理したデータが以下の通りです。

対象水産物詳細・推定取引価格の規模手口と主な流通ルート市場・食卓への影響と評価ナマコ(黒いダイヤ)キロ数万円〜十数万円(乾燥時)。年間被害規模は数十億円規模と推計高速船による夜間乱獲、アジトでの即時加工、中国向け不正輸出資源枯渇と地元漁協の経営圧迫。罰則上限(3000万円)への大幅引き上げ要因シラスウナギ(白いダイヤ)キロ150万〜300万円超(年度相場による)。金に匹敵する単価河口での無許可採捕、買い取りブローカー網、香港経由の産地偽装輸入国内養鰻場への不透明な供給。絶滅危惧種の管理不全を国際社会から批判アワビキロ1万〜2万円超。高級中華・料亭向けに極めて安定した高需要プロダイバーによる夜間潜水、山中でのボイル加工、偽造伝票での市場混入築地・豊洲など中央卸売市場のセリを通じ、知らぬ間に一般消費者へ流通
加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest