ダチョウの脳みそは目玉より小さい?バカすぎて絶滅しない驚異の生態

ダチョウの脳みそは目玉より小さい?バカすぎて絶滅しない驚異の生態の背景について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

ダチョウの知能の低さについては、長年ダチョウと寝食を共にして研究を続けてきた京都府立大学の塚本康浩学長の著書や現場レポートによって、数々の衝撃的な事実が明らかになっています。現場で観察される生態は、人間の常識を遥かに超越しています。

代表的な事例として知られるのが、「群れの入れ替わりに誰も気づかない」現象です。2つのダチョウの家族グループ(AグループとBグループ)が散歩中にすれ違う際、なぜか互いのグループが混ざり合ってしまうことがあります。すると、リーダーや親鳥は何食わぬ顔で相手の家族を引き連れて去っていき、残された側も何の疑問も持たずに別グループの雛を育て始めます。お互いに「家族の顔」を全く覚えていないため、トラブルすら起きません。

さらに現場の飼育員や研究者の観察記録によると、以下のような驚くべき行動が日常茶飯事として報告されています。

  • 背中に乗られても気づかない:人間が背中に乗って作業をしていても、数分走ると乗られていること自体を忘れ、何事もなかったかのように草を食べ始める。
  • 走る理由を忘れて走り続ける:何かに驚いて時速60km以上の猛スピードで走り出すが、数百メートル進むと「なぜ走っているのか」を忘れ、そのまま群れ全体で走り続ける。
  • 数分前に怪我をした場所で同じ怪我をする:柵に頭を突っ込んで抜けなくなり、助け出された直後に、同じ柵の同じ隙間に再び頭を突っ込む。

ネット上では「ダチョウの記憶力は3秒」と誇張されることがありますが、厳密に3秒で脳がリセットされるわけではありません。しかし、複雑な因果関係を記憶・保持する大脳皮質がほとんど発達していないため、「過去の経験から学習して未来の行動を回避する」という能力がほぼ皆無であることは学術的にも証明されています。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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