キヤノンマーケティングジャパン就職難易度は高い?学歴フィルターと倍率の真相
キヤノンマーケティングジャパン就職難易度は高い?学歴フィルターと倍率の真相について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご覧ください。
選考の初期段階で最も多くの脱落者を生む落とし穴が、「キヤノン株式会社」と「キヤノンマーケティングジャパン株式会社」の混同です。面接の現場取材でも、現場マネージャーから「志望動機で自社の本質を捉え違えている学生が後を絶たない」というため息が漏れています。
両者の決定的な違いは、ビジネスモデルの立ち位置にあります。
親会社であるキヤノン株式会社は、カメラ、複合機、半導体露光装置、メディカル機器などの「研究・開発・製造」を一手に担うグローバルメーカーです。これに対し、キヤノンマーケティングジャパンは、日本国内市場におけるキヤノン製品の販売に加え、独自のITソリューションやSI(システムインテグレーション)を開発・提供する独立性の高い事業会社です。
実際に連結売上高の内訳を精査すると、従来のオフィス機器販売以上に、セキュリティソリューションやクラウド基盤構築、業種別業務パッケージといった「ITソリューション事業」が収益の主軸へとシフトしています。したがって、「世界最高峰のカメラを作りたい」といった製品開発目線の志望動機をぶつけると、その瞬間に不採用の烙印を押されるリスクがあります。「顧客が抱える経営課題を、ITとマーケティングの力でいかに解決するか」というコンサルティング的視座を持つことが、この企業と向き合う上での絶対条件です。