レジ横から消えた?コンビニおでん激変の舞台裏と出汁のこだわり
レジ横から消えた?コンビニおでん激変の舞台裏と出汁のこだわりの具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
コンビニおでんの命とも言えるのが「スープ(出汁)」だ。主要3社はそれぞれ独自の配合と隠し味を競い合い、一口目のインパクトと後味のキレを極限まで高めている。
セブン-イレブン・ジャパンは、厳選した鰹節を抽出した澄み切った黄金色のつゆで攻める。地域の好みに合わせて全国を複数のエリアに分け、昆布や煮干しのバランスを細かく調整。隠し味には微量の本みりんと熟成醤油を用い、具材の旨味を引き立てる設計だ。
一方、株式会社ローソンは「二段仕込み」の鰹出汁をベースに、椎茸の旨味エキスを効かせた深みのあるスープで勝負する。ベースとなるつゆにほのかな生姜の風味を隠し味として加えることで、体を芯から温める工夫が凝らされている。
そして株式会社ファミリーマートは、焼津産鰹節と利尻昆布の重厚なダブル出汁を誇る。濁りのないスープは飲むほどに余韻が広がり、あえて薄口醤油で仕上げることで具材本来の風味を損なわない。各社がしのぎを削るスープの進化は、まさにコンビニグルメの領域を超えた本格和食の域に達している。