通夜と告別式の違いは?どっちに参列すべきか判断基準とマナー完全版

通夜と告別式の違いは?どっちに参列すべきか判断基準とマナー完全版の詳細について、専門知識を基に徹底解説します。

通夜と告別式における服装の違いについて、かつては「通夜の席に最初からきちんとした喪服を着ていくと、不幸を予期して待っていたようで失礼にあたる」とされ、地味な平服(略喪服)での参列が推奨された時代がありました。しかし現在では、通夜・告別式のどちらであっても準喪服(一般的なブラックスーツやブラックフォーマル)の着用が社会的な共通認識となっています。

仕事帰りに訃報を受けて会場へ直行する場合のみ、ダークネイビーやチャコールグレーのダークスーツ、地味なネクタイへの締め直しといった略喪服での参列が許容されます。女性の場合、黒無地のワンピースやスーツを選び、ストッキングは黒(30デニール前後が目安)を着用します。真珠のネックレスを身につける際は「不幸が重ならない」よう必ず1連のものを選び、2連以上のアクセサリーは厳禁です。

焼香の作法や数珠の扱いにも、参列者の品格が如実に表れます。数珠は本来、各宗派によって形が異なりますが、一般参列者としてはどの宗派でも使える「略式数珠(片手念珠)」を左手に持ち、房を真下に垂らして歩きます。席を立つ際や焼香台へ進む際、数珠を椅子や鞄の上に放置することは仏教上無作法とみなされるため、常に左手に掛けておくか左手で包み持つ所作を崩してはなりません。

焼香の基本動作は、霊前に進み出て遺族と僧侶に一礼し、遺影へ深く一礼します。右手で抹香を親指・人差し指・中指の3本でつまみ、額の高さまで押しいただいてから静かに香炉へ落とします(※浄土真宗では押しいただかずにそのまま香炉に落とすなど宗派の差異がありますが、自分の信仰する宗派の作法で行って問題ありません)。最後に合掌して深く一礼し、2歩下がって遺族に目礼して静かに自席へ戻ります。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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