自衛隊防空射撃演習の真相!迎撃ミサイル最新動向と迫る有事への備え
自衛隊防空射撃演習の真相!迎撃ミサイル最新動向と迫る有事への備えにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
日本の多層防空ネットワークを担う装備体系は、いま劇的な進化を遂げています。陸上自衛隊の高射特科が運用する03式中距離地対空誘導弾(通称:中SAM)およびその能力向上型である中SAM改は、高度なアクティブ・レーダー・シーカと指向性弾頭を備え、高速で飛来する巡航ミサイルや航空機を正確に捕捉・撃墜する世界屈指の迎撃精度を誇ります。
一方、弾道ミサイル対処の最後の砦となるのが、航空自衛隊が運用するパトリオット(PAC-3 / PAC-3 MSE)です。防空射撃演習と並行して各地の自衛隊基地や公的スペースで頻繁に実施されているのが「PAC-3機動展開訓練」です。有事の際、弾道ミサイル防衛用システムを短時間で展開地へ輸送し、レーダーの立ち上げから迎撃態勢の確立までを数十〜数百分単位で完結させる手順を徹底的に身体へ叩き込んでいます。