虹の色の順番は赤と紫どっちが上?外側を誤解する理由と7色暗記法

虹の色の順番は赤と紫どっちが上?外側を誤解する理由と7色暗記法についての真相をお届けします。

「虹は何色に見えるか?」という問いは、物理学の領域を超えて認知言語学や比較文化論のテーマでもあります。実際、世界各国の文化や言語によって、虹が何色として教えられているかは驚くほどバラバラです。

言語が思考や知覚に影響を与えるという「サピア・ウォーフの仮説」が示す通り、人間は虹の連続階調の中から「自分の母語に存在する色名カテゴリー」を切り取って知覚しています。

国・地域色の数認識される主な色の内訳文化的背景・編集部の分析日本7色赤・橙・黄・緑・青・藍・紫明治期にニュートンの光学理論を学制に正式採用。藍染めの伝統もあり「藍」の受容が容易だった。アメリカ・英国6色(伝統的教育では7色)Red, Orange, Yellow, Green, Blue, Violet頭文字「ROYGBIV」で7色暗記を教えつつも、現代の学校教育や絵本では実用的な6色(Indigo除外)が主流。ドイツ・フランス5〜6色赤・黄・緑・青・紫(+橙)藍色(Indigo)を独立した基本色彩語として扱わず、青の濃淡として処理する言語感覚が定着。ロシア7色赤・橙・黄・緑・水色・青・紫ロシア語では水色(ゴルボイ)と青(シーニー)が完全に別個の基本色彩語であるため、自然に7色になる。一部アフリカ部族2〜3色暖色(赤系)/寒色(黒・青系)などバサ語圏などでは「明るい/暗い」「暖色/寒色」という機能的区分を用い、細分化しない言語体系を持つ。

特にアメリカでは、20世紀末以降の科学教育現場において「Indigo(藍色)はBlueとVioletの中間に過ぎず、単独の基本色として教えるのは不合理だ」という議論が活発化し、現在では6色として教えるカリキュラムが一般的になりつつあります。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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