かんたん酢は本当に体に悪い?砂糖と添加物の罠を暴くプロの真実
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純粋な酢と調味酢の間には、どれほどの栄養格差が存在するのか。文部科学省が公表する日本食品標準成分表の最新データと、市販の主要製品の成分表示を突き合わせると、驚くべき事実が浮かび上がる。
伝統的な穀物酢や米酢は、大さじ1杯(15ml)あたりのエネルギーが約4〜7kcal、炭水化物はわずか0.1〜0.4g程度に過ぎない。原材料も極めてシンプルで、穀類やアルコールが主原料だ。対して、人気の調味酢は大さじ1杯あたりエネルギーが約20〜25kcal、炭水化物(糖質)は5g前後に達する。つまり、大さじ2杯使うだけで角砂糖2個分以上に相当する糖分を摂取することになる。
原材料表示を見れば一目瞭然だ。ベースとなる醸造酢に加え、砂糖や食塩、調味料(アミノ酸等)、さらには酸味料や香料が並ぶ。決して毒物が含まれているわけではない。しかし、「酢だから健康に良い」と信じ込んでドバドバと回しかけていると、知らぬ間に大量の糖類と塩分を上乗せしている構図が明確になる。