なぜ取れる?スナップボタンの付け方完全版!凸凹の向きと手縫いの裏ワザ
なぜ取れる?スナップボタンの付け方完全版!凸凹の向きと手縫いの裏ワザについて押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
Q1:スナップボタンを手縫いする際、糸は何番手で何本取りが最も長持ちしますか?
A1:一般的な普通地〜やや厚手の生地であれば、「ポリエステル手縫い糸の50番手、または30番手の2本取り」が最もバランスに優れ、高耐久です。ボタンつけ専用糸(20番手前後)を用いる場合は糸自体に十分な太さがあるため「1本取り」で縫製してください。綿糸は摩擦による繊維疲労で切れやすいため推奨されません。
Q2:専用プライヤーを持っていませんが、プラスナップをペンチで取り付けることは可能ですか?
A2:構造上おすすめできません。ペンチではピンの先端を円形に均等圧着することができず、軸が斜めに潰れてオス・メスの嵌め合わせが機能しなくなります。専用器具がない場合は、ペンチ代用を避け、工具不要で指で押し込んで固定できる「ワンタッチスナップ」を購入・使用してください。
Q3:服の表側に縫い目を一切出さずにスナップボタンを縫い付ける方法はありますか?
A3:前身頃の「見返し」と呼ばれる裏側の布層、あるいは表布の厚みの「中層(繊維の隙間)」だけを針先で1〜2本すくい取る「すくい縫い」を行います。針を表布の表面まで貫通させずに布の厚みの中をくぐらせることで、表側に糸目を一筋も出さずにボタンを強固に固定できます。
Q4:一度取れて穴が広がってしまったアメリカンホックは、同じ位置に再度付け直せますか?
A4:そのまま同じ位置に打ち直すことはできません。爪を引っ掛ける布の繊維がすでに破壊されているため、すぐに脱落します。裏側に共布や接着芯を当ててミシンで細かくジグザグにタタキ補修を行って布地を強固に再生させるか、ボタンの取り付け位置を数ミリずらす必要があります。