はんにゃ金田のドラマ演技力に絶賛の嵐!『光る君へ』から見る俳優評価
話題沸騰中の はんにゃ金田のドラマ演技力に絶賛の嵐!『光る君へ』から見る俳優評価について、多角的な視点をご紹介しています。
ネット上の一部では、「バラエティのブームが去ったから俳優へ転向した」「たまたまハマり役に恵まれただけ」といった安易な見方も散見されます。しかし、現場の取材を通じて見えてくるのは、まったく異なる泥臭い真実です。
彼の演技力を語る上で絶対に外せないのが、剣道三段というバックボーンです。父親が警察官であり剣道の師範という家庭環境で育った金田は、幼少期から徹底的な武道の稽古を叩き込まれてきました。この経験がもたらした影響は計り知れません。
第一に、「体幹のブレなさ」です。現代の俳優の多くが苦労するのが、重い着物や甲冑、袴を着用した際の重心の維持です。腰が浮いてしまったり、歩くたびに上半身が揺れてしまったりすると、時代劇特有の重厚さが損なわれます。しかし金田は、すり足の基本と重心のコントロールが骨の髄まで染み付いているため、歩くだけで「武士」「貴族」の説得力が生まれます。
第二に、「極限状態における脱力」です。原田眞人監督の撮影現場は、わずかな台詞の遅れや身体の硬直も見逃さない極めてシビアな現場として知られます。映画『燃えよ剣』の現場関係者によると、過酷な殺陣のシーンでも金田は決して無駄な力みを入れず、相手の呼吸を察知して動く天性の間合いを持っていたといいます。一朝一夕の稽古では身につかないこの強固なフィジカルこそが、名だたる映画監督たちを唸らせた隠れた武器なのです。