毛を抜くとどうなる?濃くなる噂の真相と皮膚科医が警告する危険性

毛を抜くとどうなる?濃くなる噂の真相と皮膚科医が警告する危険性に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

日常的に行われがちなピンセット自己処理の危険性は、表皮を無理やり引っ張り、毛包(毛を包む管)を強制的に引き裂く点にあります。皮膚科の臨床現場でも警鐘が鳴らされ続けている、毛を抜くデメリットまとめとして代表的な4大トラブルを解説します。

第一のリスクは埋没毛(まいぼつもう)です。毛を強引に抜くことで毛穴の出口が傷つき、かさぶたや古い角質によって開口部が塞がれます。行き場を失った新しい毛が皮膚の内側で成長を続け、黒いしこりのようになって透けて見える現象です。無理に出そうと針や爪でほじる行為は、さらなる化膿を招くため厳禁とされています。

第二は毛嚢炎の原因と症状に見られる細菌感染です。毛を抜いた直後の毛穴は、バリア機能が完全に破壊された無防備な傷口と同じ状態です。そこに黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌が侵入すると、赤く腫れ上がり、中心部に膿を持ったニキビ状の炎症(毛嚢炎)を引き起こします。

第三は色素沈着です。毛を抜く摩擦や牽引刺激、毛嚢炎による炎症が引き金となり、皮膚のメラノサイトが過剰に活性化します。これにより「炎症後色素沈着(PIH)」が発生し、脇やビキニライン、眉まわりなどが茶褐色に黒ずんでしまいます。

第四は毛穴の開きと黒ずみの固定化です。毛を抜くたびに毛穴周辺のコラーゲン線維が引き伸ばされて弾力を失い、開いた毛穴に皮脂や角質が詰まりやすくなります。酸化した皮脂が黒ずみとなり、毛を抜いても毛穴そのものが目立ち続ける悪循環に陥ります。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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