ご祝儀袋のペン選び決定版|ボールペンNgの真相と失敗しない代用術

ご祝儀袋のペン選び決定版|ボールペンNgの真相と失敗しない代用術にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

結婚式当日の朝や移動中に筆ペンがないと気づいた場合、どのようなペンであれば代用が可能なのでしょうか。結論から言えば、最も推奨される筆ペンの代用アイテムは「黒のサインペン(フェルトペン)」です。毛筆のようなトメ・ハネ・ハライの抑揚を完全に出すことは難しいものの、一定の太さとマットな黒さを備えているため、和紙の上でも貧相にならず堂々とした文字に仕上がります。

ただし、サインペンを選ぶ際には太さのマナーに注意が必要です。手帳用などの極細(0.5mm以下)を選んでしまうと、ボールペンと同様に線が細すぎて余白に負けてしまいます。代用する場合は、中字から太字(線幅0.8mm〜1.2mm程度)の水性サインペンを選ぶのが鉄則です。インクは必ず顔料系または水性の「濃黒」を選び、テカリのない落ち着いた発色を意識してください。

一方で、手元にあっても絶対に使ってはならないのが「油性マーカー(マッキーなど)」です。油性マーカーに含まれる有機溶剤は和紙の繊維に急速に浸透するため、文字の輪郭が激しく滲み出るだけでなく、確実に紙の裏面へインクが裏移りします。上包みだけでなく、中に収めた大切な中袋まで黒く汚してしまう恐れがあるため、どんなにピンチであっても油性ペンを表書きに使う行為は避けてください。

また、欧米のレターマナーでは格調高いとされる「万年筆」ですが、日本の祝儀袋における万年筆の使用マナーには慎重さが求められます。インクの性質や和紙との相性によっては強い滲みが発生しやすく、線が細くなりやすい傾向があります。万年筆を使う場合は、インクが漆黒であること、太字(Bニブ以上)で和紙に滲まないインクであることを事前に確認できない限り、控えるのが無難な判断です。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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