ゴルゴ13はなぜ白ブリーフなのか?作者が明かした驚きの理由と機能美
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デューク東郷が身につける下着がなぜ白ブリーフなのかについて、単なる昭和の記号にとどまらない明確な根拠が存在します。さいとう・たかを氏の手記や過去のメディア取材、作中の緻密な設定から導き出される理由は主に3点に集約されます。
第1の理由は「アクション時の物理的引っかかりを完全に排除する実用性」です。裾が広がるトランクスは、激しい格闘戦や匍匐前進、とっさの抜銃動作において衣服と摩擦を起こしたり、何かに引っかかったりするリスクを孕みます。股関節の可動域を一切邪魔せず、皮膚のように密着するハイレグ形状のブリーフこそ、1秒の遅れが死に直結する超A級スナイパーにとって最も安全なギアでした。
第2の理由は「負傷や出血の早期発見というサバイバル上の必然性」です。戦場で被弾や刃物による創傷を負った際、黒や濃色の下着では出血箇所の特定が遅れる危険があります。純白の生地であれば、わずかな出血や体液の異常にも即座に気付き、迅速な応急処置が可能になります。
第3の理由は、原作者であるさいとう・たかを氏本人の美学です。かつてさいとう氏は対談番組やインタビューにおいて、「男の身体を最も美しく、無駄なく見せる下着はブリーフである」という趣旨のこだわりを語っていました。連載が始まった1968年(昭和43年)当時、ブリーフは最新鋭の機能的アンダーウェアとして普及し始めた時代であり、無駄を嫌う東郷のキャラクター造形に完璧に合致していたのです。