なぜ目が狂う?イラスト初心者も劇的に上達する目の描き方完全講義
なぜ目が狂う?イラスト初心者も劇的に上達する目の描き方完全講義に関する基本知識をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
正面顔は何とか描けても、角度がついた瞬間に顔が崩れてしまうケースは非常に多く見られます。特に作画頻度の高い目の描き方の斜め向き(いわゆる斜め15度〜45度)では、遠近法(パースペクティブ)による圧縮と顔の曲面による回り込みを計算しなければなりません。
斜め顔を描く際、手前側の目はほぼ通常の横幅を維持しますが、奥側の目は顔の丸みに沿って横幅が圧縮されます。このとき、単に横幅を縮めるだけでなく、以下のポイントを意識することが立体感を保つ鍵となります。
まず、両目の「上まぶたの頂点」と「目頭・目尻」を結ぶガイドラインが、顔の向きに合わせたアイレベルの消失点に向かって正しく収束しているかを確認します。奥側の目は鼻根の立体的な隆起によって目頭付近が一部隠れる(オクルージョン)ため、手前と同じ形状を描くと不自然な違和感を生み出します。
また、アオリ(下から見上げる構図)では上まぶたのカーブが上向きに湾曲し、フカン(上から見下ろす構図)では下まぶた側へ向かって弧を描きます。眼球という球体に対して、まぶたの切れ込みがどの角度から観察されているかを意識するだけで、空間的な破綻は劇的に減少します。