宇多田ヒカルと米津玄師の交差点|天才が語る互いの凄みとコラボの真相
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2人が語る互いの楽曲評価を精査すると、表面的な称賛を超えたプロフェッショナル同士の鋭利な分析が浮かび上がります。
米津玄師が宇多田ヒカルの楽曲において特筆すべき点として挙げるのは、「言葉のアクセントと旋律の不可分な結合」です。英語と日本語のバイリンガルである宇多田ヒカルは、従来の日本語ポップスが囚われていた七五調の縛りを解き放ち、リズムに対して言葉を自在に配置する手法を確立しました。米津自身も言葉の母音の響きや子音のアタック感を緻密に計算してメロディを構築するクリエイターであり、宇多田ヒカルの発明がいかに後続の世代に自由を与えたかを深く理解しています。
宇多田ヒカルの側から見た米津玄師の音楽性については、「歌謡曲的な哀愁のメロディとモダンなトラックメイキングのハイブリッド」に対する高い評価が見て取れます。ドワンゴやニコニコ動画というインターネットの土壌から育ち、独特の歪みやエッジを持ったサウンドをJ-POPのど真ん中に持ち込んだ米津の手腕に対し、自らもロンドンを拠点に世界の最先端ビートを取り入れ続ける宇多田ヒカルは、常に刺激を受け取る対象として視線を向けています。