屋根の有無だけじゃない!バルコニーとベランダの決定的な違い
屋根の有無だけじゃない!バルコニーとベランダの決定的な違いの全体像を詳しく解説してご紹介します。
バルコニーを選ぶべきか、それともベランダを選ぶべきか。プロが推奨する判断基準は極めてシンプルだ。「その空間で、雨天時に何をするか」である。
共働き世帯で日中に天候が急変しても洗濯物を濡らしたくない、あるいは愛用の自転車を雨ざらしにしたくないのなら、選択肢はベランダ一択となる。深い庇があれば、小雨程度なら窓を開放して室内に心地よい風を呼び込むこともできる。これは密閉性の高い現代住宅において、湿気対策としても侮れない利点だ。
対して、休日に青空の下で日光浴を楽しみたい、大型の観葉植物を育てたい、夜空を見上げながら酒杯を傾けたいといった、開放感そのものを味わいたいならバルコニーが勝る。ただし、屋根がない分、雨水や紫外線に床面がダイレクトに晒され続ける覚悟が必要だ。ウレタン防水やFRP防水のトップコートは数年ごとに塗り替えが必須となり、排水口(ドレン)の掃除を怠れば、溜まった落ち葉がプールのような水たまりを作り、雨漏りの直接の引き金になる。