『ヒロイン失格』桐谷美玲の怪演と軌跡|色褪せない名作の真相

『ヒロイン失格』桐谷美玲の怪演と軌跡|色褪せない名作の真相の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

興行通信社等のデータによると、2015年9月19日に全国公開された本作は、週末動員ランキングで初登場2位を記録後、口コミの広がりとともに粘り強い興行を展開。公開3週目には見事第1位へと浮上し、最終興行収入は約24.3億円、観客動員数は200万人を突破しました。

当時の同世代向け少女漫画実写化作品が興行収入10億円前後で推移することが多かったなか、なぜ本作はこれほどまでに突出した数字を残すことができたのか。当時の主要な少女漫画実写映画と比較したデータは以下の通りです。

作品名(公開年)興行収入データ主題歌・タイアップ編集部の見解・ヒット要因ヒロイン失格(2015)約24.3億円西野カナ『トリセツ』体当たりコメディ路線と主題歌の社会的ブームによる相乗効果アオハライド(2014)約19.0億円いきものがかり『キラリ』王道青春ラブストーリーとしてティーン層を中心にヒットオオカミ少女と黒王子(2016)約12.1億円back number『僕の名前を』山﨑賢人・二階堂ふみの共演によるドSキャラ演出が話題化センセイ君主(2018)約12.3億円TWICE『I WANT YOU BACK』幸田もも子原作×竹内涼真・浜辺美波のテンポあるコメディ

本作のメガヒットを語る上で欠かせないのが、西野カナが歌う主題歌『トリセツ』の存在です。取扱説明書に見立てて女性の複雑な乙女心を歌い上げた歌詞は、はとりの不器用で真っ直ぐなキャラクター性と完全にリンク。SNSや動画投稿プラットフォームでの二次創作ブームを巻き起こし、映画のプロモーション枠を超えた社会現象となりました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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