パックの後の乳液は本当に不要?皮膚科学が暴く保湿の盲点と新常識

パックの後の乳液は本当に不要?皮膚科学が暴く保湿の盲点と新常識の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

日本皮膚科学会の学術大会などでも頻繁に議論される重要な生体指標に、「経皮水分蒸散量」がある。角層を通過して体内から体外へと蒸散していく水分量を測る数値だが、この動きを知ればケアの盲点が浮き彫りになる。

マスクを密着させた直後の肌は、角層細胞が水分を吸ってふやけた状態にある。細胞間脂質が一時的に緩んでいるため、無防備なまま外気に晒されると経皮水分蒸散量は急激に跳ね上がる。シートを剥がしてそのまま放置した肌は、何も塗布していない素肌状態よりも短時間で乾燥が進むという実験データすら存在する。潤いを与えた直後こそ、最速で油分による密閉を行わなければならない。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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