ワンピースの四皇とは?新旧比較と最新懸賞金・バギー選出の真相を解剖
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新四皇の発表時、読者の間で最大の論争を巻き起こしたのが「バギーの就任」と「ルフィ、キッド、ローの処遇差」でした。カイドウとビッグ・マムを撃破した立役者は間違いなくこの最悪の世代の3人であり、懸賞金も一律30億ベリーに設定されたからです。
しかし、世界政府および海軍が四皇として選出したのはルフィとバギーでした。この決定には、海軍内部の力学と冷徹な政治的判断が色濃く反映されています。
まずルフィの四皇就任経緯についてです。ルフィは「最強の生物」カイドウとの一騎打ちを制した張本人であり、覚醒させた悪魔の実が世界政府の800年にわたる捜索対象であった「動物系ヒトヒトの実 幻獣種・モデル“ニカ”」であることが露見しました。さらに、ドレスローザで自然結成された5600人超の「麦わら大船団」を従え、魚人島、ドレスローザ、ワノ国といった重要国家と事実上の同盟・庇護関係を結んでいます。個人の武力、率いる軍事力、思想的危険性のすべてにおいて、四皇と認めざるを得ない条件を満たしていました。
一方で、バギーが選ばれた理由は「海軍の重大な誤認と情報操作の産物」です。七武海制度撤廃後、海軍本部の追手から逃れる中で、バギーは多額の借金返済のためにクロコダイルの資金援助を受け、旧七武海同士が手を組む組織「クロスギルド」の設立に巻き込まれます。
ところが、バギーの部下たちが作成した広報チラシでは、中央にバギーが堂々と鎮座し、その配下にクロコダイルと“鷹の目”ミホークが控えているかのような構図になっていました。海軍本部はこの宣伝ポスターを額面通りに受け取り、以下のように解釈したのです。
「あの海賊貴族クロコダイルと、世界最強の剣士ミホークを従属させるほどのカリスマをバギーが持っている」。さらに、バギーは「海賊王ロジャーの元クルー」「現四皇シャンクスの兄弟分」「インペルダウン大規模脱走の首謀者」という、海軍からすれば非の打ちどころのない凶悪な経歴の持ち主です。極めつけは、クロスギルドが打ち出した「海軍将校に懸賞金を懸けて民間人や海賊に狩らせる」という前代未聞のシステムでした。海軍の治安維持基盤を根底から揺るがすテロ組織のトップとして認知された結果、31億8900万ベリーという巨額の懸賞金とともに、四皇の座へと担ぎ上げられたのです。