山崎拓の現在と激動の歩み|噂の真相から政界引退の裏側まで総力取材
山崎拓の現在と激動の歩み|噂の真相から政界引退の裏側まで総力取材に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。
山崎拓氏を語るうえで外せないのが、小泉純一郎氏、そして2016年に他界した加藤紘一氏との政治盟友関係「YKK」です。1991年、派閥の論理に支配されていた竹下派全盛期の自民党内で、世代交代と政策主導の政治を目指して結成されました。
三人の中で政策立案能力に長けた加藤氏が本流の総理候補と目され、山崎氏は防衛・実務のプロとして二人を繋ぎ、小泉氏は持ち前の突破力で世論を味方につけました。しかし、2000年の「加藤の乱」において森喜朗内閣不信任決議案をめぐる判断で三人の方針は大きく分かれます。山崎氏は加藤氏と行動を共にして本会議を欠席しましたが、小泉氏は党執行部側として事態の収拾に動きました。
結果として加藤氏が失脚する形となり、翌2001年には小泉政権が誕生。盟友関係は複雑な変容を遂げましたが、山崎氏は党副総裁や自民党幹事長として小泉氏を徹底的に支え抜きました。晩年の加藤氏とも交流は続き、後に山崎氏は「あの乱で友情が壊れることはなかったが、政治の非情さを骨の髄まで知った」と回顧録で述懐しています。